急逝・伊藤俊人さん、演劇界に衝撃
三谷幸喜無念、悲痛の追悼文

伊藤俊人さん  フジテレビ系ドラマ「ショムニ」「古畑任三郎」などで存在感ある脇役を演じてきた俳優、伊藤俊人さん=写真=が24日、くも膜下出血で40歳の若さで急死したことで、テレビ・演劇関係者に衝撃が広がっている。

 伊藤さんは22日正午ごろ、電話でマネジャーに「頭が痛いんだ」と連絡。その途中でも「吐き気がする」など急速に病状が悪化し、救急車で病院に運ばれた。同日の緊急手術で、一時は意識を回復したが、24日に容体が急変して亡くなったという。

 専門医は「くも膜下出血は、20−40代の若さで起きることも珍しくない。最近は、診断技術の進歩で、脳動脈瘤が破裂する前に見つかることもあり、早期の手術で助かるケースは多い。少しでも異変を感じたら、病院でCTなどの検査を受けてほしい」と話す。

 伊藤さんは、劇作家、三谷幸喜氏(40)が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」で活躍。三谷氏は悲報を受け、「脇役もできる優れた俳優だった。人生って捨てたもんじゃないなって思わせる、地味だけどあったかい映画の主人公を演じるはずの男でした。残念でなりません」と無念の追悼文を寄せた。

 29日午前11時から、東京都中野区中央の宝仙寺で営まれる葬儀・告別式で三谷氏が葬儀委員長を務める。

ZAKZAK 2002/05/27