最近ではビールCMでのオチャメな飲みっぷりも世のお父さんに好評だった女優、中山美穂(32)=写真右=が、ついに芥川賞作家、辻仁成(42)=同左=のモノになってしまった。
辻は6月3日に婚姻届を提出後、小説の取材でパリに旅立ち、ファンへの入籍報告は自らホームページで発表。その文面は1922文字にも及ぶ“大作”だ。
〈出会いは七月の初旬、場所はパリ、シャルルドゴール空港の渡り廊下だった。彼女はスペインに向かう途中のトランジット、こちらはフランスで出版された「海峡の光」の取材宣伝のための渡仏である〉
昨年の中山との出会いを小説仕立てで告白している。辻は自著「サヨナライツカ」の映画化にあたり、ヒロインは彼女しかいない、と確信。
〈わずかに数十秒の一方的な出会いであったが、その佇まいや雰囲気にしっかりとした意志と力強い存在感が現れていた〉
入籍報告というより、中山にあてたラブレターのようでもあり、少々キザっぽさも漂うのだ。昨年10月の雑誌の対談で、2人は意気投合。映画の話も進むが、
〈原作者が監督をした場合、思いが強すぎて力が入りすぎる危険があった。さらに恋愛と創作の両立は想像以上に難しい。妥協のない生き方を通してきたお互いである。仕事をとるべきか未来をとるべきか、悩んだ末、わたしは映画監督を辞退することを決める〉
と経緯をくわしく説明。
さらに、小説・映画のタイトルがなぜ、「イツカサヨナラ」ではなく、「サヨナライツカ」になったかということの、“文学的説明”まで語り尽くした後、ようやく結婚の核心部分が登場する(ハァ…)。
〈お互いそれなりの恋情を潜り抜けてきた者どうしだから、その痛みやせつなさが良く分かるのかもしれない。いい大人同士がむかいあい、それだけじっくりと話し合い、それぞれの過去を認め合った結果の入籍である〉
このセンテンスをワイドショー的に解説すれば、中山は過去に田原俊彦、作曲家の井上ヨシマサ氏、スタイリストの野口強氏らとの交際が取りざたされ、辻は平成12年3月に女優の南果歩(38)と離婚。その過去をふまえてのゴール。
日本中がW杯に熱中してる中での発表に、「芸能ニュースとして派手に取り扱ってほしくないために、タイミングをはかったのか」(民放ワイドショースタッフ)とやっかみも聞かれた。
ZAKZAK 2002/06/05