里見浩太朗、“大出世”の緊張心境
「渋くて優しい黄門を」

里見浩太朗  人気時代劇「水戸黄門」(TBS系)で、第5代水戸光圀に決まった俳優、里見浩太朗(65)。かつての助さん役から“大出世”した時代劇スターは、原点に立ち戻った黄門を目指す。

 里見は19日の会見=写真=で、起用について「夕べ聞いた。新聞では名前が挙がっていたが、えっ? と思った」と緊張気味。無念の病気リタイアとなった石坂浩二(61)には、「もっと自分なりの黄門を演じたかったのでは。すごい悔しく、残念だろうと思う」と思いやった。

 助さんこと佐々木助三郎として、昭和46年から約17年間にわたって出演した経験がある。しかし、美形の時代劇スターとして鳴らした里見が「御老公」を演じることに複雑な心境のファンも。

 里見は、「『おじいちゃんは見たくない、もっと若い里見を見たい』とファンの気持ちが揺れ動いていると分析している」と神妙。

 それでも「メリットの方が大きい」と黄門役を引き受けたのは、「時代劇を演じて45年、『いつかは演じてみたい』という気持ちが私をかりたてている」と、役者魂を刺激された。「原点に戻った黄門をやってみたい。渋くて優しい、両面を持った黄門を演じたい」と、“里見流黄門”の演技プランは着々と組み立てられつつある。

 里見が登場する第31部は今年10月から放送予定で、7月から東映京都撮影所で収録がスタートする。

ZAKZAK 2002/06/20