故藤山寛美さんの当たり役で人気を集めた喜劇「浮世噺 桂春団治」が、中村勘九郎(47)=写真右=と寛美さんの娘、藤山直美(43)=同左=の共演で再現されることになった。寛美十三回忌追善公演(7月2−27日、東京・新橋演舞場)として上演される。
21日製作発表が行われ、春団治の2番目の女房おときを演じる直美は、「この作品には特別な思いがあり、十三回忌にぜひやりたかった。春団治を父とダブらせて見るお客さまも多く、おときはウチの母親に似ている。父は(勘九郎の父)勘三郎さんの歌舞伎をよう見てたので、共演を喜んでいるでしょう」と目をうるませた。
舞台で何度も直美とコンビを組んでいる勘九郎も、「寛美先生とは亡くなる直前に共演する話があったこともあり、追善公演をやらせていただいて大変恐縮。春団治の心意気を伝えられれば…」と意気込む。
会見中に、天井から吊り下げられた寛美さんの写真が傾く場面もあり、勘九郎は「寛美先生が『わしぁ、ここにおるで』って言うたんかな」と、さっそく大阪弁で笑わせていた。
ZAKZAK 2002/06/22