「千と千尋」アカデミー賞に大きく前進
LA映画批評家協会アニメ賞も受賞

 【ロサンゼルス14日共同】米アカデミー賞の選考に最も影響力があるとされるロサンゼルス映画批評家協会は14日、今年のアニメ賞を宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」に授与すると発表した。授賞式はサンタモニカで来年1月15日に開かれる。受賞理由は明らかにされていない。

 同作品が、米国で権威ある映画賞を受賞するのは4日の全米映画批評会議のアニメ賞に続き2回目。来年3月に発表されるアカデミー賞でも受賞の可能性が出てきた。

 ロサンゼルス映画批評家協会は1975年に創設。ハリウッドに影響力を持つ批評家ら51人の会員が毎年、最新作の映画から作品賞や監督賞を選んでいる。アニメ賞は89年に設けられた。

 「千と千尋の神隠し」は9月20日に米国とカナダで封切られた。当初は上映館数が26と少なかったが、親子連れの人気に支えられ151にまで増加。北米地区の興行収入は約527万ドル(約6億3000万円)に達した。

 同作品は今年2月、ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞を受賞している。

ZAKZAK 2002/12/16