海と山…今年のドラマは大自然で感動!
フジ系「Dr.コトー診療所」とTBS系「高原へいらっしゃい」

柴咲コウ、吉岡秀忠(左から)
「Dr.コトー診療所」柴咲コウ、吉岡秀忠(左から)
 木曜午後10時の裏表で放送されているフジテレビ系「Dr.コトー診療所」とTBS系「高原へいらっしゃい」は、ともに地方ロケ満載のヒューマンドラマ。それぞれ青い海と緑豊かな山の大自然が感動を増幅している。

 「Dr.コトー…」は、「北の国から」で人気となった吉岡秀隆(32)が民放連ドラ初主演。離島医療に情熱を掛ける青年医師の奮闘を命、家族をテーマに描いている。

 「北の国から」の南国版でもあり、舞台は架空の島・志木那島。ロケ地はサンゴ礁など手付かずの自然が多く、ダイビングやフィッシングスポットとしても知られる沖縄県・与那国島だ。

 ロケは70日間予定されており、「体も心も寒冷地仕様なので、暑さに慣れるのが大変」と吉岡はぐったりしながらも撮影にいそしむ日々。中島みゆきの主題歌「銀の龍の背に乗って」も壮大なスケールを演出する。

菅原文太、佐藤浩一(左から)
「高原へいらっしゃい」菅原文太、佐藤浩一(左から)
 一方、佐藤浩市(42)主演の「高原へ…」は、27年前に放送された山田太一原作のヒットドラマのリメーク。長野・八ヶ岳を舞台に倒産した高原ホテルに集まった個性豊かな従業員たちがふれあい、温かい気持ちを取り戻していく姿を描く。

 ロケ地も27年前と同じ八ヶ岳高原ロッジ。現役のホテルを使用しているため、スタッフが古く見えるように化粧直し後、撮影で俳優たちがペンキを塗り直していく。

 「鳥の鳴き声がやむことのない素晴らしい環境。ロケは毎週末、日帰りのことも多いです。コンビニは車で30分ぐらいかかります。高原なので天気が変わりやすいところが撮影の難しいところ」とTBS番組担当者。

 早くも高原ドレッシング、ジャム、クッキー、バターなどの関連商品が発売され、峠の釜めしで知られる「おぎのや」の協力による「高原へいらっしゃい弁当」もある。

 先週3日の初回視聴率は「Dr.コトー…」19.6%、「高原へ…」9.8%で、“海山対決”はまず南の島に軍配。ただ、どちらも見ごたえは十分で、夏休み気分が高まる今後が楽しみだ。

ZAKZAK 2003/07/10