島倉千代子「22歳の子とデートしちゃった」
苦難乗り越え50周年へ

島倉千代子
島倉千代子
 演歌歌手、島倉千代子(65)が、来年のデビュー50周年に向けて意気軒昂。離婚、がん闘病、借金…とまさに“人生いろいろ”を乗り越えての金字塔だが、「歌っていられることが生きてる証」と、平成に入ってもほぼ毎年新曲リリースのバリバリ現役だ。

 “プレ50年”の今年も新曲「海かがみ」を引っさげ、3月から年末まで約50カ所での全国ツアー中。

 「海かがみ」はシンガー・ソングライター、山崎ハコの作。山崎の歌に刺激を受けて依頼したもので、自らも作詞にかかわった。同様にカップリング曲で、人生応援歌風の「ちよこまち」に登場する「何があってもめげないの」の詞は島倉がつらいとき、紙に書いて部屋中に張る言葉とか。

 「私ね、結構カッとくるんですよ。歌のことでケチつけられるとね。歌に関してはだれも入れない。入れたら自分が消えちゃいますからね」

 「人生、損しちゃうから、すてきなことはどんな小さなことも見逃さない」と貪欲さも健在だ。今年も、アニメ「ちびまる子ちゃん」でアフレコに初挑戦したり、「一日一恋、ときめく心がないとダメ。この前22歳の子とデートしちゃったわよ」と艶っぽさも忘れない。さらに、「65の手習い」という家事も…。

 「私、放浪(生活)で(借金返済で)家をとられちゃ引越しでね。いつでも動けるように荷物は透明な衣装ケースに全部入れているんです。まだ少々借金が残っているんですけど、今のところにずっと住めたらいいなあって気になって、始めたんですよ。人まかせだった洗濯を覚え、ご飯も炊けるようになったの。人生の変化ですね」

 50周年は東京、大阪、名古屋、福岡でリサイタルも行うが、「51年からまた違う自分を発見、作り出していく」と島倉。「60代のアイドル」は、まだまだ“進化”しそうだ。

ZAKZAK 2003/09/27