昨年12月、新隊長に藤岡弘(57)を迎えて復活したテレビ朝日系探検隊シリーズが軌道に乗り、10月1日に第3弾「南米ギアナ高地に謎の地底人クルピラは実在した!!」(午後7時)が放送される。隊結成後最もハードともいわれる探検の見どころは−。
藤岡探検隊は第1弾でアマゾンの謎の猿人ジュンマの後姿を確認、第2弾はベトナム密林で人食いヘビ・ゾォンドゥーを確保…と成果を上げた。
確保されたゾォンドゥーのあまりの小ささと、「未知の生物である可能性も捨てきれないわけではない」という超婉曲的結論は、川口浩探検隊時代をほうふつ。視聴率もそれぞれ13.0%、10.1%と安定している。
今回のターゲットは、ギアナ高地のインディオが森の守り神と信じる“クルピラ”。7月末から3週間のロケで、姿は人間に似ているが、緑色の肌に赤色の体毛、とがった耳を持つ伝説の地底人を探索した。
「ジャングルはハードだった。がけ登り、150メートルの宙づり、川下り。ハエ、カ、ダニの大群に襲われ膿と血との闘い。しかし、眠っていた危険センサーが蘇り、野生を取り戻していくのがわかる」と、藤岡隊長は眉間にしわを寄せて語る。
なかでも、ヒヤリとさせられたのはオオアリクイとの遭遇だ。
「撮影しようと追いかけ、息が切れたオオアリクイを追い詰めた。しかし、岩崎隊員が近づいたとき、オオアリクイは鋭いつめで襲い掛かってきたのです」(藤岡)
長さ約20センチのつめを脳天から振り下ろされた岩崎隊員は、隊長の指導で鍛えた体力を生かし、体を反らせて攻撃を回避…だが、鋭いつめは股間に突き刺さった。
「ズボンに穴が空いていたので相当のダメージがあったはずだが、その後も探検に同行。人目につかないところで1人で治療していたに違いない」と隊員の成長に目を細める藤岡隊長。
「人生は探検だ。これからも多くの思い出と出会いの旅をしていきたい」とガッツポーズを決めていた。
ZAKZAK 2003/09/29