市川猿之助が入院、「西太后」休演
脳梗塞の初期症状も元気な様子

市川猿之助
市川猿之助
 歌舞伎俳優の市川猿之助(63)が17日夜、体調不良のため福岡市内の病院に入院、同市内の博多座で上演中の舞台「西太后」を18日から休演した。代役は市川右近が務める。

 博多座によると、猿之助は11日朝、血圧の数値が高かったため病院で検査を受け、17日に脳梗塞(こうそく)の初期症状という検査結果が出たため、入院した。ただ自覚症状はなく、18日も病室でビデオを見るなど元気な様子だという。

 舞台は、中国・清王朝に君臨した西太后の生涯を描いた超大作で、主演は妻の藤間紫。猿之助は演出を手がけるとともに相手役として35年ぶり、平成12年の結婚後初めての共演を果たしていた。

 猿之助は10月に東京・国立劇場で121年ぶりの歌舞伎「競(はでくらべ)伊勢物語」を通し上演したほか、3、4月のスーパー歌舞伎「新・三国志III 完結編」、7月の「四谷怪談忠臣蔵」と大作続き。

 関係者は「ご本人も『疲れがたまっている』といっていたが、周囲も過労だろうと話していた」という。4日の舞台初日後も食事を普通にとるなど、変わった様子もなかったが、大事をとって検査を受けていた。

ZAKZAK 2003/11/18