ハリウッドスターもタジタジの“天才少女”は…
新作映画「コール」、アドリブもサラリ

ダコタ・ファニング
ダコタ・ファニング
 ハリウッドで「天才少女」と注目されているダコタ・ファニング(9)の新作映画「コール」(ルイス・マンドーキ監督)が20日、公開される。7歳のときに撮った「アイ・アム・サム」が昨年公開され、ブレーク。堂に入った演技にベテラン共演者たちもたじたじだ。

 「アイ・アム…」で障害者の父親を持つ娘役で観客の涙を誘い、ヤングアーティスト賞をはじめ映画賞を総なめにしたダコタは5歳のとき、CMのオーディションで数千人の中から選ばれ、芸能界入りした。

 その後、「ER」「アリー MY LOVE」などのテレビシリーズに出演していたが昨年、「アイ・アム…」やスティーブン・スピルバーグ総指揮のテレビシリーズ「Taken(テイクン)」で人気急上昇。

 今年は「コール」のほかコメディー映画「メラニーは行く!」、大人との友情を描いた「アップタウン・ガールズ」、マイク・マイヤーズ共演の「ハットしてキャット」と引っ張りだこだ。

 なかで、「コール」は誘拐犯3人が家族3人(両親と娘)を3カ所で監禁。30分ごとの連絡が途絶えたら娘の身に危険が迫るというサスペンス作品で、ダコタはぜん息の持病を持ち、誘拐される娘を演じている。

 母親役のシャーリズ・セロン(28)は「彼女は信じられないほどの才能の持ち主。どんな状況でも適切、見事な演技で、子供でも侮れないと、いつも自分に言い聞かせていたわ」と舌を巻く。

 ダコタも「セロンはアドリブが多いので、せりふも完璧には覚えなかった。アドリブにあわせてせりふをいうから」とサラリ。それも、「アイ・アム…」で父親役のショーン・ペンがほとんどアドリブだった経験を生かしてのことで、やはり末恐ろしい9歳か。

 「子役の王道ともいえる“説得力のあるかわいらしさとけなげさ”が魅力。『家なき子』の安達祐実のように、不幸で気の毒な状況に負けずにがんばる姿が観客の共感を集める。これだけの子を見つけるのはハリウッドでも大変なこと」と配給会社宣伝マン。

 ちなみに妹エル(5)も子役で、出演作「チャーリーと14人のキッズ」が「コール」と同じ20日に公開!! 姉妹対決も注目だ。

ZAKZAK 2003/12/12