 温かいファンの声援、演出、そして仲間たちとのたくさんの思い出が頭をよぎり、号泣する安倍なつみ=横浜アリーナ |
次から次へと、メンバーチェンジを重ねて新陳代謝を続けてきたモーニング娘。の安倍なつみ(22)が25日、横浜アリーナで“卒業公演”を行った。1万2000人のファンを前に「とっても、とっても、幸せです」と涙のあいさつをしたなっちだが、グループ結成から6年あまりで7人の卒業生を出したモー娘。の今後は…。
コンサートのアンコール、会場一面がペンライトで真っ白になった。なっちの生まれた雪国・北海道を思い起こさせるような雪景色に「なーっち! なーっち!」のコールがやまない。
「しろ〜い。びっくりした。とっても、とっても、幸せです」と言葉を発した後、こみ上げる涙を手で押さえたなっちは、その思いを受け止めてソロ曲「22歳の私」を歌った。コンサートの途中、妹分の辻希美(16)と加護亜依(15)が感極まって泣き崩れ、退場するハプニングもあったが、6年余モー娘。を引っ張ってきたなっちは、来月にはソロアルバム発売、主演ミュージカルが上演されるなど順風満帆の船出となりそうだ。
モー娘。の卒業といえば、平成11年4月の福田明日香(当時14)をはじめ、12年1月の石黒彩(同21)▼同年5月の市井紗耶香(同16)▼13年4月の中澤裕子(同27)▼14年9月の後藤真希(同17)▼昨年5月の保田圭(同22)が経験。今回のなっちで創設メンバーで残っているのは、リーダーの飯田圭織(22)だけになった。
「宝塚のトップ交代のように、常に新鮮な味を出そうとメンバーチェンジをし、人気とレベルを維持してきた。卒業というイベントがあるのもヒットの要因」(音楽関係者)といえる。
一方、これまでファンの間には「ラブマの法則」なる言葉があった。大ヒット曲「LOVEマシーン」のCDジャケットのメンバーの並び順にグループを卒業するというもので、その通りなら、なっちの次は飯田の番だったが、加護と辻の卒業が決まり、法則が崩れた格好。法則崩壊で、これまでにないモー娘。になるか−。
ZAKZAK 2004/01/26