キャイ〜ン天野、第2のたけしを目指す?
作品がゆうばり映画祭上映へ

映画監督として才能の片鱗をみせたキャイ〜ンの天野。第2のたけしを目指す?
映画監督として才能の片鱗をみせたキャイ〜ンの天野。第2のたけしを目指す?
 お笑いコンビ「キャイ〜ン」の天野ひろゆき(33)が監督した短編映画「CAGE」が、来月の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で上映されることが26日、分かった。天野はこの作品を同映画祭の短編コンペ部門に応募、約500本の応募作の中から審査の結果、たった11本の上映作品に入った。実は事務局側はこれが天野の作品とは知らずに選定し、後で「あのアマノっち?」と声が上がったという。

 アマノっちが、映画監督としての才能をバク発させた!

 もともと映画製作に意欲的で、「将来的には長編映画を撮りたい」との夢を抱いている天野。キャイ〜ンの2人がある映画情報番組の司会を務めており、スポンサーから天野に番組発の映画製作を持ち掛けたことから、この企画が出発した。

 脚本も天野が手掛け、昨年撮影。街中の男子公衆便所を舞台に、そこで起こる出来事に翻ろうされる男の姿を描いているが、後半にアッと思わせる意外な展開をみせる十数分の短編「CAGE」が完成した。

 ちなみに、お笑い、コントの要素はない。「すごく優秀なスタッフに集まってもらったので、ボクのイメージ通りに撮れた。自信満々です!」という自信作。

 天野は「せっかく撮ったので、すぐに多くの人に観てもらいたかった」と、来月19〜23日に北海道夕張市で開催されるゆうばり映画祭の「ファンタスティック・オフシアター・コンペティション」に応募した。

 若く個性的な映画作家を多く輩出してきた部門で、公募作品は約500本。有名映画評論家が審査にあたり、“超狭き門”を突破して、見事11本の中に選ばれた。

 応募の際、天野は「天野ひろゆき」名で応募用紙を提出したが、キャイ〜ンの天野であることは明かさなかった。「実は、あの天野さんの作品とは知らずに選んでました。入選が決まった後で調べたらキャイ〜ンの天野さんだと気づいた」(担当者)。“芸能人特権”は一切なく、作品自体の力で当選したわけだ。

 「これから映画を作る上でも励みになる」と、天野はさらに自信を深めた様子。個性派映画作家・天野としての今後の活躍が楽しみだ。

 同部門は同月22日の最終選考でグランプリが選ばれる。天野の作品が頂点を極めるか、注目される。

ZAKZAK 2004/01/27