村上龍監督「東京デカダンス」には“開放”されず

 【ソウル30日共同】韓国が今年1月から実施した日本大衆文化の第4次開放によって日本の成人映画上映の第1号になるとみられていた「東京デカダンス」(村上龍監督)の輸入申請を、上映の可否を決める映像物等級委員会が不許可としていたことが分かった。通信社の聯合ニュースが30日、伝えた。

 「東京デカダンス」は作家である村上氏が、SMクラブで働く女性をテーマにした自作小説「トパーズ」を映画化。1992年に公開されたが、同委員会は「変態的な性愛の場面が過剰に登場し、国民情緒に反する」として29日、輸入申請を却下した。

 申請した韓国側の会社は「一部場面を削除して再申請するか、法的対応を取るか検討中」としている。

 韓国では昨年まで日本映画のうち「18歳以上観覧可」に指定された映画の上映は国際映画祭の受賞作に限ってきたが、第4次開放で制限がなくなった。

ZAKZAK 2004/01/30