ディズニーとの関係解消…「…ニモ」のピクサー

 アニメ映画「ファインディング・ニモ」で知られる映画製作会社ピクサーは29日、製作・配給で提携していた娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーとの関係を解消すると発表した。

 米メディアによると、今後公開の2作品への出資をめぐる交渉が物別れに終わったためで、ピクサーは2006年からは、新たなパートナーと作品を配給したいとしている。アニメ映画作品で低迷していたディズニーにとっては、復活を果たした矢先の提携解消となった。

 ピクサーの生みの親で会長兼最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ・アップルコンピュータCEOは「両社はハリウッドで一大旋風を巻き起こしたが、ディズニーがいなくなるのは残念だ」とコメント。ディズニーのマイケル・アイズナー会長は「相互に助け合っていけたかもしれないが、ピクサーは独自路線を選んだ」と語った。

 ピクサーとディズニーはこれまでに「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」などのヒット作で約25億ドル(約2650億円)を稼ぎだした。

(共同)

ZAKZAK 2004/01/31