桜は3度咲く?女性コーラス4人組の癒し歌

“さくら”をテーマに絶妙なハーモニーで勝負をかけるCry&Feel it(左からSONO、AI、SAN、TAMA)
“さくら”をテーマに絶妙なハーモニーで勝負をかけるCry&Feel it(左からSONO、AI、SAN、TAMA)
 森山直太朗(27)、河口恭吾(29)の心に染み入る“桜ソング”が咲き乱れる中、今度は女性アーティストが、ミュージック界の桜前線に名乗りを上げた。昨年11月にデビューした4人組コーラスグループ、Cry&Feel it(クライ&フィール・イット)で、2月4日発売の第2弾シングル「さくらさらり」がそれ。東京郊外のショッピングモールで歌い続けて実力をつけた同グループが、絶妙のハーモニーで勝負をかける。

 ♪さくらさらり その向こうに私…。4人の歌声が折り合う絶妙なハーモニーは、歌詞に綴られた桜の散る光景が最愛の人との別れを連想させ、聴く側に何とも切ない気持ちを抱かせる。

 直太朗の「さくら(独唱)」や河口恭吾の「桜」が癒しソングとして大ヒットする中で、ここ数年現れていない女性のコーラスグループが、癒し系“桜ソング”を歌う意味は大きい。

 同グループはオーディション会場などで知り合い、平成13年に結成。メンバー4人全員がリードボーカルをとり、作詞作曲もこなすところが特徴だ。女性ならではの視点でショッピングモールに着目し、東京・八王子市のラ・フェット多摩南大沢を拠点に、2年間で200回を超えるストリートライブを展開。カップルから家族連れ、年配層に至るまで幅広い世代にアピールし、そこで自主制作盤を1万枚も手売りした。その実績をかわれてスカウトされた。

 プロデューサーに元ラッツ&スターのベースボーカルで、ゴスペラーズやリップスライムを発掘した佐藤善雄氏を迎え、昨年11月に「ゆらり ゆらり」でデビュー。同曲は木村拓哉の主演で大ヒットした「HERO」の脚本家、秦建日子氏が作詞を手掛けた。

 第2弾の「さくらさらり」も秦氏とメンバーのAIの共同作詞で、作曲はAIが務めた。同曲はFMラジオが聴ける新機種携帯電話の普及キャンペーンソングとして、全国53局のFM局で流れることが決まるなど、ヒット街道へのレールも敷かれた。直太朗の「さくら」が使われたTBS系「世界ウルルン滞在記」(日曜後10・0)のエンディングテーマ曲に決まったことも吉兆だ。

 発売日の2月4日午後6時から、東京・池袋サンシャイン噴水広場で、名刺代わりの発売記念ミニライブを開く。

ZAKZAK 2004/01/31