「Deep Love−」アユになりきった重泉充香

映画「Deep Love」の出来栄えに自信満々の、左から古屋敬多、Yoshi監督、重泉充香
映画「Deep Love」の出来栄えに自信満々の、左から古屋敬多、Yoshi監督、重泉充香
 ベストセラーとなった携帯サイト小説の映画化「Deep Love アユの物語」(Yoshi監督、4月3日公開)の完成披露試写会が12日、東京・渋谷東映で開かれた。1600人のオーディションで選ばれた主演の新人女優、重泉充香(21)は「アユになれるように一生懸命頑張りました。感動してください」と目をウルウルさせながらあいさつした。

 映画はYoshi監督(39)自身の原作で、携帯サイトから発信され女子高生を中心に人気が大爆発。単行本シリーズも計160万部が売れ「女子高生のカリスマ本」と評判の感動作だ。

 会場には収容人数の6割を占める約300人の女子高生が詰めかけ、Yoshi監督が舞台あいさつに登場すると大歓声が起きた。Yoshi監督は「この世界を表現できるのは自分しかいない」と、カリスマならではの思い入れを語り、さらに「愛で救えないものはない。若い人たちが愛を見直すきっかけになってくれれば」と呼びかけた。

 主人公は人生に希望を持てず、援助交際を繰り返す17歳の女子高生。心臓病の少年と出会って本物の愛に目覚め、次第に心を開いていくアユ役に抜てきされたのが、雑誌モデル出身の重泉だ。

 演技初挑戦の重泉は「無感情を表現するのが難しかった」と苦労したようだが、Yoshi監督は「彼女は目がキレイで、この役にピッタリ。根性もある」と絶賛。重泉は「うれしい」とニコニコ顔に。

 舞台あいさつには共演したLeadの古屋敬多(15)らも出席し、「この映画に出て、人の大切さを知りました。この映画を観て皆さんも少しでも変わってくれたら」とPRした。音楽プロデューサーを務めた路上シンガー、川嶋あい(17)は、上映前に主題歌「12個の季節〜4度目の春〜」を熱唱した。

 また、社会人野球シダックス監督の野村克也さん(68)と妻の野村沙知代さん(71)夫妻が同作の応援団として登場。沙知代さんは「若い人の生き様が映画化され、感銘を受けた」とエールを送った。ほかにも、Yoshi監督が作詞(共同)した「Dear Friends」を歌う人気ユニットday after tomorrowの3人組、女優の水野真紀もかけつけるなど、華やかな試写会となった。

ZAKZAK 2004/02/13