トチリ騒動で注目…まきのめぐみのバスガイド伝説

八代亜紀以来というバスガイド出身の歌手まきのめぐみ
八代亜紀以来というバスガイド出身の歌手まきのめぐみ
 八代亜紀(53)以来というバスガイド出身の歌手が話題だ。昨年末、「つぐみ」(コロムビア)でデビューしたまきのめぐみ(25)。NHKの番組で「日本放送協会」を「ニッポン放送」といい間違え、一躍“脚光”を浴びたが、実はバスガイド時代も数々の“伝説”の持ち主だった。

 いい間違えは、新人歌手の登竜門といわれる「歌謡コンサート」でのこと。10日の生放送中、余興でガイド風に右手を挙げて、NHKを紹介する際、「ニッポン放送でございます」とやってしまった。

 「リハーサルで『日本放送協会は、ニッポンホウソウキョウカイと読みます』といわれ、上の方だけ印象に残ってしまったんです」と、まきのは反省しきり。だが、当のニッポン放送から出演依頼、感謝状という話まで舞い込んだりも。

 そのまきの、ここまでの道のりも爆笑もの。高校卒業後、宮城県から上京。高橋真梨子にあこがれて歌手を目指し、まず「歌が歌えて、お給料までもらえる」とバスガイドになったが…。

 「中村美律子さんのコンサートに行くツアーバスで、ずっと中村さんの歌を歌ったら、お客さんから『あんた、度胸あるね』といわれた」

 「お地蔵さんと添い寝すると子宝に恵まれるという山の紹介で、『オジサンと添い寝すると…』と言い間違え、運転手さんから『当たり前だろ』とあきれられた」

 さらに「偕楽園」を「失楽園」と言い違えたり「鴛鴦(おしどり)」という歌のリクエストを「オシボリ」と聞き違え、「ハイどうぞ」と…。

 平成13年にバラエティー番組「絶対キャイ〜ン」の“貧乏バトル”に出演。「わだすは歌手になりでぇ〜」とアピール。感動した山形出身のウド鈴木が詩を書き、スカウトされるきっかけに。

 内藤やす子を彷彿とさせるこぶし、ピンク・レディ並みの激しい振り付け、話せば山田花子ばりの天然系。

 イベントで八代から「素晴らしいガイド出身の歌手になって」とエールを送られ、涙を流す感激屋。今後が楽しみだ。

ZAKZAK 2004/02/28