 「ゴジラ FINAL WARS」 |
今年誕生50年を迎えるゴジラ映画で、12月11日公開の第28作「ゴジラ FINAL WARS」がシリーズ最後の作品になることが2日、製作元の東宝から発表された。長く日本映画を代表するキャラクターとして君臨してきたゴジラだが、昨年暮れ公開の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」が前作比で30%以上も興行収入が落ちたこともあり、東宝は節目の作品でゴジラ映画を封印する。
この日最終作の概要を発表した富山省吾プロデューサーによると、タイトルは「最後の戦争」。監督には昨年公開の時代劇アクション映画「あずみ」などで高い評価を得た北村龍平氏(34)を起用し、「これまでに登場した人気怪獣が10頭以上登場するオールスター映画にしたい」と説明。出演者についても「若手スターとベテランを融合させたキャスティングを検討中」と話した。
ゴジラ映画は、戦争の記憶が生々しく残る昭和29年に誕生。これまでに9825万人を動員し、ハリウッド版も製作されるなど、世界を代表する怪獣映画に育ったが、近年は興行収入も落ち込み気味だった。
過去3作がアニメ「とっとこハム太郎」との併映だったが、今回は単独での上映。上映時間も20分延ばした1時間50分程度とし、「ゴジラ映画50年のノウハウをすべて注ぎ込む」としている。
ただ、50年3月の「メカゴジラの逆襲」から59年12月の「ゴジラ」まで9年間製作されなかったこともあり、観客に飢餓感が生まれれば、再び登場ということも…。
ZAKZAK 2004/03/02