慢性腎臓病 ほぼ無症状で進行、健診で早期発見を (1/2ページ)

2016.03.03

人工透析の現場=みたかの森クリニック
人工透析の現場=みたかの森クリニック【拡大】

  • <p>菊池太陽院長</p>

 慢性腎臓病(CKD)を放置して腎機能低下が進み、腎不全に至ると人工透析や腎移植が必要になる。CKDの初期は症状がほとんどないので、早期発見には健診結果に注意しておくことが重要だ。

 【心臓病の危険因子】

 「CKD」とは、何らかの腎障害が慢性的に持続している病態の総称を言う。原因となる疾患には、糖尿病、高血圧、慢性腎炎などがあり、国内の推定患者は約1300万人とされている。

 腎臓病に詳しい「みたかの森クリニック」(東京都武蔵野市)の菊池太陽院長が説明する。

 「成人の8人に1人が透析を必要とする腎不全の予備軍です。また、CKDは透析に至るリスクである以前に、心臓や血管に負担を与え、心筋梗塞や脳卒中の発症を高めることが怖いのです」

 日本の大規模研究では、心不全の入院患者の70%以上が中等度以上のCKDを合併していた報告があるという。

 【検査項目に注目】

 CKDはほぼ無症状で進行し、腎機能が正常の45〜30%未満になって初めて、むくみや高血圧が現れるが、透析直前まで症状が分からないこともある。早期発見には健診で疑いを見つけるしかない。

 「CKDの疑いは、血清クレアチニン(血液検査)から計算される推算GFRと尿タンパク(尿検査)で分かります。検査項目に血清クレアチニンがない健診もみられますので、追加で検査してもらうことが大切です」

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。