吉田聡美先生 口臭予防に舌を磨きましょう

★吉田聡美先生

2014.10.16


吉田聡美先生【拡大】

 朝起きたとき、緊張やストレスを感じたとき、空腹のとき、または、なんだかよくわからないけれど、自分のお口のにおいが気になるときはありませんか。また、自分でも気づかないうちににおってしまっていることもあるかもしれません。

 ある調査で、OLさんを対象に「上司の身だしなみで最も気になること」を調べたところ、9割以上の方が「口臭、体臭」を1番にあげたという結果が出たということです。口臭予防は現代社会のエチケットの一つといえるでしょう。

 今回はこの口臭の最大の原因の一つである舌の汚れ、舌苔(ぜったい)についてお話しさせていただきたいと思います。舌苔は、粘膜から脱落した上皮細胞、連鎖球菌、ブドウ球菌などの細菌、食べカス、白血球などの血球、主にこの5つの成分からできています。

 舌苔は、口臭の原因以外にも「味覚障害」や「誤嚥(ごえん)性肺炎」の原因となる場合がありますので、正しい方法である程度除去し、舌をお手入れすることが大切です。

 舌のお手入れ方法は、まず使用する器具ですが、歯ブラシでは毛先が硬すぎるため、舌を傷つけてしまう可能性がありますので、毛先が細くて軟らかい舌専用ブラシ、もしくはタンクリーナー(スクレーバー)の使用が適しています。また綿棒もおすすめします。舌の磨きすぎは、舌表面を傷つけてしまったり、味覚を感じる「味蕾(みらい)」を傷つけてしまう恐れがありますので、ゴシゴシ磨かず、軽くなぞるような方法で、数日に1回を目安に行いましょう。舌苔をすべて取る必要はありません。舌磨き専用のジェルもありますが、特に使用しなくても問題ありません。けれど、歯磨き粉は使用しないようにしましょう。

 【舌磨きの方法】

 (1)舌をなるべく前に突き出します。

 (2)舌の表面に、ブラシやスクレーバーが当たるように器具を持ちます。

 (3)やさしく軽くなぞるような方法で、ゆっくりと奥から手前に器具を動かし、それを数回繰り返します。

 舌を磨くときはやや下を向いて磨くと嘔吐(おうと)感を抑えて、楽に磨くことができます。使用後の器具は、キレイに洗い、風通しの良いところに保管しましょう。

 今日から舌磨きでキレイで爽やかな息を目指しましょう。

 ■吉田聡美(よしだ・さとみ) 松本歯科大学歯学部卒業。神奈川歯科大学研修修了。医療法人メイロイヤル矢向歯科勤務。モアナ歯科クリニック開業。現在に至る。(株)カロスエンターテイメント所属。

 

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