吉田聡美先生 失った歯の治療、入れ歯?それともインプラント?

★吉田聡美先生

2015.01.08


吉田聡美先生【拡大】

 1度失ってしまった歯はとても残念なことですが、2度と元へ戻ることはありません。失った部分の歯をそのままにしておくと、隣や反対側のかみ合わせ部分が動いてしまったり、かみ合わせのバランスの崩れから残りの歯やあごに負担をかけてしまうなどさまざまな問題が生じてきます。

 失った歯の機能を回復させるにはブリッジ、入れ歯、インプラントの3つの治療があります。今回はこのうち、入れ歯とインプラント治療についてお話ししたいと思います。

 まず、入れ歯についてですが、入れ歯の場合、型取りすることで制作できるため、治療期間が短くて済むこと、制作後の形の修正がある程度可能なこと、基本的には外科的処置を必要としないこと、保険適用の治療となるため費用面での負担が少ないことがメリットとなります。しかし、どうしても異物感があり、うまくかめなかったり、痛みや発音障害の原因にもなります。入れ歯による咬合(こうごう)の回復は約30%が限界といわれています。

 次にインプラント治療ですが、歯根膜反射(リズミカルな咀嚼)は得られないものの、かみ合わせを約96%まで回復できることが最大のメリットです。

 入れ歯よりもしっかりとかむことができ、異物感もほとんどない。周囲の歯への負担を最小限にできることで、歯全体の寿命を延ばすことが期待できます。

 一方で、切開や縫合など外科的処置が必要となるため、心因的なものを含め患者の負担が大きくなってしまうこと。症例によっても異なりますが、埋めたネジが骨と結合する期間を含め、約半年の治療期間を必要とすることがデメリットとなります。また、保険適用外となるため、費用の面での負担も大きくなります。

 古代インカ帝国の時代からというほど、インプラントの歴史は非常に古いのですが、確実な治療法となったのは比較的最近で、現在では10年後の生着率は約98%というエビデンス(医学的根拠)があります。インプラント治療後の良好な状態を長期維持するためには、患者の日頃の口腔(こうくう)ケアと、定期的なメンテナンスが極めて重要となります。

 当院では、入れ歯はもちろん、インプラント治療に関しても認定医が責任を持って対応させていただきます。お悩みの方は1度ぜひご相談ください。

 ■吉田聡美(よしだ・さとみ) 松本歯科大学歯学部卒業。神奈川歯科大学研修修了。都内歯科クリニック勤務後、モアナ歯科クリニック開業。現在に至る。(株)カロスエンターテイメント所属。

 

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