昔に比べて、ハゲや薄毛って増えてるの?

2015.02.07


イラスト・メソポ田宮文明【拡大】

 多くの男性、さらに女性だって、けっこう悩む薄毛問題。遺伝のほか、頭皮へのさまざまなダメージやストレスなどが原因として指摘されるが、そもそもの素朴な疑問。ハゲって昔に比べて増えてるの? 東京メモリアルクリニック・平山の佐藤明男院長に聞いた。

 「医学的には、薄毛の人は、50年前の統計と現在の統計とを比較しても、実は変わっていません。『薄毛が増えている』と言う人は、たいてい物売りです。強迫観念を与えて、何かを売ろうとするケースが多いですよ」

 食生活もライフスタイルも、ヘアケア製品やヘアカラー・パーマといった髪にまつわる環境もいろいろ変わっているのに、ハゲ率が実は変わっていないということは、結局、残念ながらハゲの原因はほとんど遺伝によるものということだろうか。

 「やはり遺伝が大きいですね。特に男性型脱毛症(AGA)はほぼ100%遺伝によるものです。ですから、いろいろな方法を試してみても、残念ながら意味がないです」

 なんだか絶望的な話になってしまったが…。

 「ただ、今は男性ホルモンを抑える薬・プロペシアなどがあって、これは本当によく効きます。結局、それが一番有効なんです」

 また、症状が軽い時期に治療を始めるのが大事だと佐藤先生は言う。目安としては、「地肌が完全に見えてきてしまう、いわゆるハゲになる前」。つまり薄毛のうちに治療すれば回復するそうだ。

 ただし、額が後退する場合には、自分でも気づきやすいが、頭頂部などは案外本人が気づかないうちに進行してしまったりしそう。自覚症状のポイントは?

 「たとえば、自覚症状として患者さんからよく伺うのは、『雨が降ってきたとき、少しの雨なのに地肌がぬれる感じがする』といったことですね。あるいは、『エレベーターの上に鏡があって、ふと見上げると、頭頂部が薄くなって見える』とか。もちろん他人に言われて気づくケースも多いです」

 気づいても、自分ではなかなか認めたくない気持ちになりそうだが、佐藤先生いわく、「気づいた時点で治療しておけば、回復しますし、進行は100%近く止められます」とのこと。

 「あれ?」と思ったら、ぜひすぐに医療機関の受診を。

 

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