漁村を守っていた「オメガ3系脂肪酸」

2015.02.25


「オメガ3 おもひでサプリ」(1日5粒20日分、税込み1944円)【拡大】

 脂肪というと体に悪いのでは、という認識が一般的です。しかし、私たちの体内で作ることができず食べ物から摂(と)らなければならない必須脂肪酸があります。われわれの健康に必要だからです。

 その代表がオメガ3系の脂肪酸。α−リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などがあります。

 2012年4月、消費者庁が発表した「食品の機能性評価モデル事業」において、さまざまな健康食品の機能性について調査した結果、総合評価が最も高かったのが「オメガ3系脂肪酸」でした。

 補給源としてイワシ、サバ、アジなどの「背の青い魚」は有名ですが、植物油の中で、α−リノレン酸を多く含んでいるものがあります。スーパーなどで手に入れることが可能なものは、シソ油(エゴマ油)や亜麻仁油などです。面白いことに、体内でαp−リノレン酸を原料としてEPA・DHAを作っているのです。

 特に、α−リノレン酸やEPAなどのオメガ3脂肪酸は体内で中性脂肪(トリグリセライド)を下げ、LDL−コレステロール(悪玉コレステロール)を減少させ、動脈硬化の進展を抑える働きが期待されています。

 私が、オメガ3に注目するきっかけになった平井愛山先生(千葉県循環器病センター理事)の研究があります。

 千葉県の漁村と農村で、3年間にわたる疫学調査が1980年頃に行われました。漁村と農村での魚の摂取量を比較検討したものです。その結果、1日魚介類摂取量およびEPA摂取量は、漁村において約3倍多かったのです。予想通り虚血性心疾患および脳血管障害による死亡率も、男女ともに漁村の方が農村より低いことが分かりました。オメガ3が注目を浴びるきっかけとなったインパクトのある研究です。

 今では、EPA・DHAのみならず、α−リノレン酸もサプリとして気軽に摂ることもできるようになりました。上手に活用したいものです。

 ■栗原毅(くりはら・たけし) 医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。慶應大学特任教授。「血液サラサラ」という言葉を提唱し、著書やメディア出演などを通じて予防医療の大切さを訴えている。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。