中性脂肪を下げる「EPA」

2015.03.04


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 血液中には、コレステロールや中性脂肪など、さまざまな脂質が存在しています。

 脂質は、細胞やホルモンなどの材料になったり、生命活動のエネルギー源になったりする大切な成分ですが、血液中に必要以上に増えるとさまざまな病気を招くおそれがあります。以前は、高脂血症と称されていました。

 ところが、善玉のコレステロールが高い場合も高脂血症に分類されてしまうことから、現在は脂質異常症と称されるようになりました。高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、そして高中性脂肪血症の3種類の脂質異常症に分類されたのです。

 オメガ3の代表のEPA(エイコサペンタエン酸)は、中性脂肪を下げることが分かってきました。事実、医療の現場ではEPAは中性脂肪を下げる薬剤として活躍しています。

 血液中の中性脂肪が多いと、体のなかでよくないことが次々と起こります。

 ひとつは善玉コレステロール(HDLコレステロール)を減らすこと。また、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を小型化し、超悪玉コレステロールを生み出します。

 善玉コレステロールは、血液中にたまった悪玉コレステロールを肝臓に運び込んでくれるという働きをしてくれるのですが、これを妨げるのが中性脂肪です。血管を傷つけ、脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患をもたらす危険な状態は、コレステロールが高い時と思われがち。

 しかし実は、中性脂肪のほうが怖い存在なのです。オメガ3を魚で摂(と)るのが不十分と思われる方や中性脂肪が気になる方は、EPAやα−リノレン酸などのサプリメントで補いたいところです。

 中性脂肪というと油ものの食べ過ぎと思われている方が多いのですが、そうではないというお話は次回にしたいと思います。

 ■栗原毅(くりはら・たけし) 医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。慶應大学特任教授。「血液サラサラ」という言葉を提唱し、著書やメディア出演などを通じて予防医療の大切さを訴えている。

 

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