プライマリ・ケア見極め徹底 地域医療に広く浅い柔軟性 浜野長嶋内科院長・長嶋理晴さん

★浜野長嶋内科院長・長嶋理晴さん(38)

2016.04.22

長嶋理晴医師
長嶋理晴医師【拡大】

 JR千葉駅から内房線で3つめの浜野駅。徒歩3分の閑静な住宅地に建つ浜野長嶋内科は、一般内科と小児科を標榜する地域密着型クリニック。

 院長の長嶋理晴(まさはる)医師は、祖父の代からこの町内で医業を続ける医家家系の三代目。大学で糖尿病と動脈硬化をメーンに臨床と研究に当たっていた5年前、父の急逝を受け33歳の若さでクリニックを継承した。

 「いずれ継ぐ覚悟はありましたが、あまりに急なことだったので…」と当時を振り返る。しかし、その後の5年で、自身がめざす地域医療の姿を描き、その実現に向けて着実に歩を進めている。

 長嶋医師が掲げるテーマは「広く浅く」。地域医療の窓口となるプライマリ・ケア(初期診療)は、診療科や医師の専門に関係なく、あらゆる疾患や症状に対応する柔軟性が求められる。長嶋医師がめざすのは、この“柔軟性”を極めることだ。

 「私が対応できるものは責任を持って治療に当たり、より専門性の高い医療が必要と判断すれば、躊躇(ちゅうちょ)せず後方支援病院に紹介する。その見極めを徹底したい」(長嶋医師)

 初期診療を担当する医師には、高度な診断技術が求められる。超高齢化と医療費高騰を背景に効率化が急務の日本の医療界において、今後特に重要性を増す位置付けだ。

 「将来を見据えた、次代のプライマリ・ケア医の育成にも力を入れていきたい」と抱負を語る長嶋医師は、自身が院長になってからは近隣の保育所や小学校の校医としての活動に力を入れる。一方では在宅医療にも進出するなど、意欲的な展開を進める。

 「院長になってからの5年で、方向性は定まってきた。次に目指すのは、それを継続させることですね」

 5年の経験と実績を築いてなお、38歳という若さがある。この最強の武器を生かした医療を、地域のために推し進めていく。 (長田昭二)

 ■長嶋理晴(ながしま・まさはる) 1978年、千葉市出身。2003年、昭和大学医学部卒業。同大第一内科入局。11年3月、浜野長嶋内科院長。現在、昭和大学病院内科学部門糖尿病・代謝・内分泌内科学講座兼任講師を兼務。日本医師会認定産業医、日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会認定専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医。医学博士。

 

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