順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科先任准教授 メンズヘルスクリニック東京 男性更年期専門外来・男性妊活外来 主任担当医の辻村晃さん

★順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科先任准教授 メンズヘルスクリニック東京 男性更年期専門外来・男性妊活外来 主任担当医 辻村晃さん(52)

2016.06.03

辻村晃医師
辻村晃医師【拡大】

 休んでも疲れが取れない、集中力が落ちて仕事の効率が上がらない、若い頃は簡単にできたことができなくなった…。いずれも「年齢のせい」と思いがちなこうした症状、じつは男性ホルモンの低下が原因かもしれない。いわゆる「男性更年期」だ。

 順天堂大学医学部附属浦安病院先任准教授の辻村晃医師は、男性更年期治療の分野で知られる泌尿器科医。東京駅近くにある「メンズヘルスクリニック東京」で、男性更年期治療に特化した専門外来を担当している。

 テストステロンという男性ホルモンの分泌量が低下することで起きる症状を総称して“LOH症候群”と呼ぶが、その症状は大きく3つに分けられる。

 「うつや不安、パニック、イライラなどの“精神的症状”。発汗や疲れ、睡眠障害などの“肉体的症状”。それにED(勃起不全)や性欲減退などの“性的症状”。症状が広範囲で、出方も人それぞれです」と辻村医師。

 中でもうつ症状などは最悪の場合、自殺の危険性もあるほか、LOH症候群に似た症状でも、原因が脳の疾患というケースもあるため、診る側には高度な知識と慎重さが求められる。

 「血液検査でテストステロンの量を測定し、ホルモン量が低下している場合は注射やクリーム溶剤を塗って補充する。効果と安全性に優れた治療法で、症状が改善して表情が明るくなった患者さんを見ると、『この仕事をしていてよかった』とうれしくなります」

 最近は、医師向けの雑誌にLOH症候群についての解説記事を執筆するなど、男性更年期に関する医療提供体制充実に力を入れる辻村医師。

 LOH症候群の好発年齢は40歳以上。先に挙げた症状に思い当たるお父さんは、この記事を切り抜いて、手帳に貼っておきましょう。 (長田昭二)

 ■辻村晃(つじむら・あきら) 1963年、大阪府堺市生まれ。兵庫医科大学卒業。国立病院機構大阪医療センターに勤務の後、米・ニューヨーク大学細胞生物学臨床研究員。帰国後、大阪大学医学部泌尿器科准教授等を経て現職。日本泌尿器学会専門医・指導医、日本生殖医学会生殖医療指導医。医学博士。趣味はスポーツ観戦。

 

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