鬱病を早期発見 30分話を聞くだけでも… 悩み受け止める優しさ必要 (1/2ページ)

2016.06.03

和田秀樹(著)『身近な人がうつかなと思ったら読む本』(小学館、1000円+税)
和田秀樹(著)『身近な人がうつかなと思ったら読む本』(小学館、1000円+税)【拡大】

 国内の実質的な推定患者数600万人−。「鬱病」は珍しい病気ではないどころか、国民病といってもおかしくない身近な病気になっている。自分自身はもちろん、家族や友達など、身近な人がこの病気になったとき、どう対処すればいいのか。もはや人ごとでは済まされない。

 昨年暮れにスタートした「ストレスチェック制度」からも分かるように、私たちの身の周りには、精神的に負荷のかかった状態で日々を過ごしている人が、想像以上に数多く存在する。その人たちの多くは、ストレスに苦しんでいることを隠そうとし、あるいは自身が鬱になりかかっていることに気付いていないこともあり、そのことがさらに当人を苦しめてもいるのだ。

 自身では気付きにくい鬱病も、周囲が小さな変化を見つけて的確に対処すれば、病気の進行を食い止め、改善に向かわせられる可能性がある。

 『身近な人がうつかなと思ったら読む本』(小学館刊)は、まさにそんな、鬱病の早期発見をサポートする1冊だ。

 著者は精神科医でメンタルヘルスに関する多くの著書を持つ和田秀樹氏。「身近な人」に鬱が疑われる症状や言動が見えたときに取るべき対処法を挙げ、事態の悪化を回避するための方策を解説している。

 本書では「身近な人」を、夫、妻、婚約者、同僚や部下、親、子供に分類し、それぞれに見られがちな鬱病の特徴的な初期症状を提示し、その時々で周囲が取るべき対応を示している。

 

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