「しびれ」専門外来で適切治療 神奈川県立足柄上病院 脳神経外科部長・野地雅人さん

★神奈川県立足柄上病院 脳神経外科部長・野地雅人さん(53)

2016.06.24

野地雅人医師
野地雅人医師【拡大】

 JR御殿場線と小田急線が交差し、国道246号と255号、さらには東名高速も交わる神奈川県西部の交通の要衝。そんな神奈川県松田町にある足柄上病院は、19の診療科と296の病床を持つ、地域の基幹病院だ。

 ここの脳神経外科部長を務める野地雅人医師は、脳神経外科全般の診療を受け持つ他に、ある特殊な専門外来を行っていることで、全国的な知名度を持っている。

 その専門外来とは「しびれ外来」。手足を中心とした「しびれ」という症状の原因を突き止め、適切な治療を行うことで生活の質を高めることを目的とした外来だ。

 「神経学に興味があって勉強していくうちに、“しびれ”で悩んでいる人が意外に多いことに気付いたんです。ところが医療側の多くはしびれには無頓着で、泣き寝入りしている患者は少なくない。ならばそこに焦点を当ててみよう、と…」

 2005年に現在の病院に赴任したときに開設したしびれ外来の存在は、インターネットやマスコミを通じて広がり、関東全域のみならず、日本全国から患者が集まるようになる。

 「しびれの原因は、変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、手根管症候群など多岐にわたります。手術で軽快するものもあれば内服薬で症状を改善していくケースもある。正確に原因を特定していくことが重要です」

 しかし、野地医師のように、その原因解明に力を入れる医師は少ないのが実情だ。多くの患者は野地医師のしびれ外来を受診する前にいくつかの医療機関を受診していることが多く、そこでは「気のせい」とか「年齢的に仕方ない」と言われ、半ばあきらめていた人も少なくない。

 「命に関わるようなしびれはまれでも、放置すれば症状や日常の生活動作は悪化することが多い。我慢しないで相談してほしい」と野地医師。

 あきらめる前に、名医を探すべきなのだ。 (長田昭二)

 ■野地雅人(のじ・まさと) 1963年、横浜市生まれ。89年、横浜市立大学医学部卒業。同大医学部脳神経外科入局。同大附属病院、横浜南共済病院、秦野赤十字病院等勤務を経て、2005年から現職。日本脳神経外科学会指導医、日本脊髄外科学会認定医、日本脳卒中学会専門医他。横浜市立大学医学部非常勤講師。趣味はお笑い観賞。なお、「しびれ外来」は水曜午後で予約制。

 

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