脳梗塞 3つの異常、1つでも症状があれば医療機関に (1/2ページ)

2016.09.08

特に高齢者は残暑の脱水に注意
特に高齢者は残暑の脱水に注意【拡大】

  • <p>淺田英穂部長</p>

 脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)は冬に多い病気と思われがちだが、血管が詰まる脳梗塞はむしろ暑い時期の発症が多い。脱水などから血栓(血の固まり)ができやすいからだ。脳卒中の警告サイン「FAST」(別項)を覚えておこう。

 【起床時の発症が多い】

 暑さで体の熱を放散しようとして末梢(まっしょう)血管が拡張する。そのため血圧が下がり、脳出血やクモ膜下出血のリスクは減る。しかし、一方で血流が悪くなる。そこに脱水が加わり、さらに脳血栓ができやすくなるのだ。

 東京都済生会中央病院・脳神経外科の淺田英穂部長が説明する。

 「発症に気づく時間帯で最も多いのは、午前6〜8時の起床時です。これは就寝中、水分摂取ができないため脱水を起こしやすいからです」

 寝る前のお酒の飲み過ぎ(利尿作用)には十分注意した方がいいという。

 【一時的な症状に注意】

 脳卒中の発症を疑う症状は、米国脳卒中協会が推奨する標語「FAST」を覚えておくと分かりやすい。これは典型的な「Face(顔)」「Arm(腕)」「Speech(言葉)」に現れる3つの異常の頭文字を取ったもの。このうち1つでも症状があれば、発症時刻(Time)を確認して、すぐに医療機関に搬送することを勧めている。

 「FASTで、脳卒中の8割をひろい上げることができるといわれています。ただし、脳梗塞には症状が数分で消失する『一過性脳虚血症(TIA)』もあります。症状が一時的でも、必ず受診することが大切です」

 

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