前立腺がん新薬で痛み軽減 東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科教授・鈴木啓悦さん (1/2ページ)

★東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科教授・鈴木啓悦さん(51)

2016.09.09

鈴木啓悦医師
鈴木啓悦医師【拡大】

 高齢化の進展を背景に患者数が増加を続ける前立腺がん。今回紹介する東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科教授の鈴木啓悦医師は、この前立腺がん治療の分野で国際的知名度を持つスペシャリストだ。

 「前立腺がん治療には、手術、放射線、化学療法、ホルモン療法など多岐にわたる選択肢があり、手術一つをとっても、開腹、小切開、腹腔鏡、ロボット手術などいろいろなアプローチが用意されています。これらの中からその患者さんに最も適した治療法を選び、組み合わせていく。ここが医師として最もやりがいを感じるところです」

 その治療は日々技術革新を続けており、前立腺から骨に転移した場合でも、鈴木医師が治験に参加した新薬を使うことで、生活の質を下げることなく日常を送ることも、現実的になってきたという。

 「前立腺がんが骨盤や腰椎などの“骨”に転移すると、一般的に強い痛みを生じるため、多くの場合、生活の質は大きく低下します。しかし、今年承認された塩化ラジウム223という薬剤を点滴投与することで、痛みを大きく軽減できるだけでなく、鎮痛剤の数や放射線の回数も少なくでき、何より生命予後を伸ばすことが可能になった。私が大学を出て泌尿器科医になった時代では、想像もできなかった治療環境が整いつつあります」

 

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