難聴から認知症進展もピタッと合う補聴器精査 山川耳鼻咽喉科医院院長・山川卓也さん

★山川耳鼻咽喉科医院院長・山川卓也さん(56)

2016.12.02

山川卓也さん
山川卓也さん【拡大】

 視力や記憶力の低下など、小紙読者の中にも、年齢的な衰えを感じている人は少なくないと思われる。「耳」もそうだ。以前なら何の問題もなく聞き取れていた人の声がよく聞こえずに聞き返す、あるいは適当に相づちを打ってごまかすことが増えていないだろうか。

 東京メトロ・銀座線の外苑前駅から徒歩1分のビルにある「山川耳鼻咽喉科医院」の院長・山川卓也医師は、そんな難聴の診断と治療に力を入れている。

 耳、鼻、のど−の耳鼻科一般を広範囲に診ており、これからの季節はスギ花粉のアレルギー患者で混雑するが、その中で今、山川医師が取り組んでいるのが「難聴治療」なのだ。

 「高齢者の難聴が増えています。65歳以上の多くは老人性難聴とよばれる加齢性の聞こえの悪さを持っています。昔と違って今の65歳は労働年齢。なのに聴力の衰えを理由に仕事を辞める人もいれば、難聴からコミュニケーション能力が低下して、鬱病や認知症へと進展していく人もいる」と警鐘を鳴らす。

 聴力を補うには、補聴器の装着が基本だが、山川医師はこうアドバイスする。

 「眼鏡と違って、補聴器は付けた瞬間からピタッと合う−という性質のものではありません。また、高価な補聴器が必ずしもその人に合っているというわけでもない。当院では聴力検査で難聴のレベルを精査し、その結果を元に補聴器認定技能者が常勤する販売店と連携して、“試聴体験”を経てからの購入を推奨しています」

 難聴と思い込んで受診したら、耳垢がたまっていただけ−というケースもあるとのこと。

 片耳10万円以上の買い物だけに、山川医師の高度な診断とアドバイスで、快適な聴力を取り戻したい。 (長田昭二)

 ■山川卓也(やまかわ・たくや) 1960年、東京都生まれ。86年、順天堂大学医学部を卒業し、同大医学部耳鼻咽喉科入局。96年、同講師。2000年、山川耳鼻咽喉科医院を開設し院長。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・代議員・東京都補聴器キーパーソン。医学博士。趣味はゴルフと車。

 

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