超高齢社会に向け、来年を予防医療の幕開けの年に

2016.12.28

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 年の瀬を迎えています。来るべき2017年は、医療・介護・福祉を取り巻く情勢が変わっていきます。

 大きな要因は、1920年から実施している国勢調査で初めて、人口が減少に転じ、逆に65歳以上の高齢者は前年より73万人増え、3461万人になったことがあげられます。実に、総人口の27%を占めます。医療は転換期を迎えざるを得ません。世界でも経験したことのない超高齢社会となり、1961年にできた国民皆保険制度も崩壊寸前。来年度から特に高齢者の医療・介護費負担が増えそうです。

 そんな中、われわれは、どうしたらいいのか。答えは簡単です。病気にならなければいいのです。長い間、「病気になってから治療する」という受け身の医療が続いてきましたが、「病気を未然に防ぐ」時代にならなくてはなりません。来年を予防医療の幕開けの年にしたいものです。

 日本では予防医療への取り組みが遅れ、ほとんどの人が病気の予備軍ともいえる危うい“健康状態”です。「自分の健康に関心を持つ」ことが必須です。病気を予防したり治したりするのは、病院でも医師でもない皆さまです。

 そこで、生活習慣の改善が極めて大切となります。生活習慣を改めることを「行動変容」と表現しますが、想像以上に困難です。改善しようとはするのですが、継続がどうしてもできない。病院に行けば何とかしてくれる。病気になってからでも遅くはない、と信じている日本人が何と多いことか。国民皆保険があるからでしょうか。いつでも気軽に病院に行くことができるからです。

 特に、認知症に対する不安。今年、生活習慣病と認知症の深い関係が一段とはっきりしてきました。糖尿病や高血圧は最たるものです。歯周病も関連します。生活習慣病の改善は認知症予防の近道と私は考えています。来年こそ「真剣に健康長寿をめざす努力」をしてみましょう。

 ■栗原毅(くりはら・たけし) 医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。前慶応大学特任教授。「血液サラサラ」という言葉を提唱し、著書やメディア出演などを通じて予防医療の大切さを訴えている。

 

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