骨粗鬆症は「生活習慣病」 「加齢」と「女性」に惑わされるな (1/2ページ)

2017.01.13

『骨は若返る!−−骨粗しょう症は防げる!治る!』(太田博明著、さくら舎刊)1400円+税
『骨は若返る!−−骨粗しょう症は防げる!治る!』(太田博明著、さくら舎刊)1400円+税【拡大】

  • <p>太田博明氏</p>

 高齢の女性の病気。年をとれば仕方のない病気−。「骨粗鬆(こつそしょう)症」にはそんなイメージがつきまとう。しかし、本当は“誰がいつなってもおかしくない病気”で、寝たきりや要介護の生活に転落する大きな要因でもある骨粗鬆症。最悪の場合は、命まで脅かす危険性があるのだ。

 骨粗鬆症は、骨の強度が低下してもろくなり、折れやすくなる病気。年間の発生件数は、男性の約16万人に対して女性が約81万人。超高齢社会の進展とともに年々増えており、国内患者数は延べ1300万人に達する。

 高齢者や女性に多い疾患であることは事実だが、今回紹介する本『骨は若返る!−−骨粗しょう症は防げる!治る!』(さくら舎刊)の著者で医学博士の太田博明氏は、このイメージにとらわれることの危険性を指摘する。

 すなわち、骨粗鬆症はれっきとした「生活習慣病」のひとつであって、誰にでも起こり得る病気であることを認識すべき−ということだ。

 骨粗鬆症が、年齢や性別だけが原因で起きる疾患でないことは、序章で取り上げる新型骨粗鬆症の例からもよく分かる。

 新型骨粗鬆症とは、骨量や骨密度に異常はないのに、“骨質”が劣化していく病態のこと。元凶は、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病とされ、中高年の男性を中心に近年急増している。ある報告によると、国内の2200万人以上が、発症リスクを抱えているという。

 「ほうっておくと、知らない間に骨が劣化し、思わぬことで骨折をして、そのまま寝たきりになったり介護の必要な生活や死につながる恐れもあります」という著者は、本書でさまざまな事例とともに、骨粗鬆症の正しい知識や治療法、予防策を紹介している。

 
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