「百日ぜき」2週間以上せきが続くときは検査を 予防はうがい、手洗い、マスク (1/2ページ)

2017.03.02

発作のように激しくせき込む
発作のように激しくせき込む【拡大】

  • <p>佐野靖之院長</p>

 1年通して発症がみられるが、春から夏に多い傾向があるとされる「百日ぜき」。子供の病気のイメージがあるが、臨床現場では大人でもよくみられるという。乳幼児が感染すると重症化するので、感染拡大には十分注意が必要だ。

 【長引くせき症状】

 原因の病原体は「百日ぜき菌」で、患者のせきやくしゃみなどから飛沫(ひまつ)感染する。生後3カ月以降の乳幼児から定期予防接種が行われているが、その有効期間は5〜10年。思春期以降はいつ発症してもおかしくない。佐野虎ノ門クリニック(東京)の佐野靖之院長が説明する。

 「『百日ぜき』と『せきぜんそく』のせき症状は非常に似ていて、区別が難しい。ただし、『せきぜんそく』はアレルギー性で他人にはうつりません。ですから、家庭や会社など周囲にせき込んでいる人がいて、自分も2週間以上もせきが出るようなら『百日ぜき』を疑って検査をした方がいい」

 百日ぜきの感染力は強く、同居人の約90%は感染するという。

 【乳幼児の感染は危険】

 典型的な症状は、かぜ症状から始まり、発熱はあっても微熱。2週間くらいすると、激しくせき込むようになり、息を吸い込むときに笛を吹くような音を立てて大きく息を吸うようになる。しかし、大人の場合はせきが長く続くが、子供と違って典型症状が出る人が少ないので、せきぜんそくと見分けにくいのだ。

 「通常、未治療の感染者からの菌の排出はせきが出始めてから約3週間持続します。その間、ワクチン未接種の乳幼児にうつしてしまうのが怖いのです。重症化して死亡する事例も少なくありません」

 百日ぜきの「せき」は、粘膜の炎症ではなく、菌が産生する毒素によって引き起こされるという。

 

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