【知れば怖くない認知症介護の実情】認知症、介護する側の対応次第で大きく左右 「人の役に立ちたい」要求満たし症状穏やかに (2/2ページ)

2017.03.14

入居者の生き方を大切にする介護施設が増えている
入居者の生き方を大切にする介護施設が増えている【拡大】

 もう一つ大事なことは、認知症になっても「人の役に立ちたい」という欲求は残るということ。この欲求を満たすことは、認知症の症状を穏やかにする効果がある。

 神奈川県藤沢市の「あおいけあ」が運営する介護事業所では、認知症高齢者が公園を掃除したり、お祭りで地域住民をもてなす姿が日常的に見られる。介護スタッフは、高齢者が困らないよう影武者のように付き添う。結果、認知症の高齢者も地域の一員としての役割を果たし、住民とつながりを持ち、生き生きと暮らしている。

 東京都町田市にある「DAYS BLG!」は、働きたいという願いをかなえるデイサービスを実践する。認知症の人が自動車ディーラーやレストランなど、地元の企業で有償ボランティアとして仕事をしている。

 いずれも「危険だから」と認知症高齢者を社会から遠ざけてきた従来の常識とはかけ離れた発想だ。

 認知症になっても社会とつながり続けたい。それは現役世代にも共通の願いだ。次回以降、超高齢社会で避けては通れない「認知症」の本当の姿を探っていく。 (堀口直人)

 

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