薬物、入院治療なるべく行わず従来の精神科医学を脱却 日吉病院理事長・熊田貴之さん (1/2ページ)

★日吉病院・理事長 熊田貴之さん(39)

2017.03.24

熊田貴之医師
熊田貴之医師【拡大】

 東急東横線と横浜市営地下鉄グリーンラインが乗り入れる日吉駅から徒歩7分の閑静な住宅地にある日吉病院。1955(昭和30)年に開設された精神科単科の医療機関で、理事長を務める熊田貴之医師は創業者の熊田正春医師の孫、つまり三代目だ。

 「高校時代は美術に興味があって、建築家に憧れたこともあるのですが」と笑うが、医学の道を選んでからは精神科医学一筋で研鑽(けんさん)を積んできた。

 そんな熊田医師が臨床の場で心掛けているのが「薬物と入院への依存からの脱却」だ。

 「従来の精神科医学では、どうしても入院させて、薬を主体にした治療がメーンだった。もちろん薬は使わなければならないときには使うが、それは必要最低限に抑え、リハビリや認知療法などのトレーニングを中心とした治療により、なるべく入院もしない方向で社会復帰を目指す取り組みに力を入れています」

 精神疾患というと「脳の問題」と捉えられがちだが、熊田医師は「生活様式やそれまでの人生経験などが複雑に絡み合って症状を引き起こす」と考え、患者一人ひとりに合ったプログラムを組み合わせることで、オーダーメードのトレーニングを構築し、実践する。

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。