当事者目線で解説「脳卒中」後の生活術 身近な人が倒れた場合の対処法は? (1/2ページ)

2017.05.26

『身近な人が脳卒中で倒れた後の全生活術 誰も教えてくれなかった90のポイント』(待島克史著、落合卓〈医学博士〉監修、時事通信社)1600円+税
『身近な人が脳卒中で倒れた後の全生活術 誰も教えてくれなかった90のポイント』(待島克史著、落合卓〈医学博士〉監修、時事通信社)1600円+税【拡大】

  • <p>待島克史氏</p>

 脳卒中の予防や治療の解説本はたくさんあるが、いざ脳卒中で倒れた後の生活術について触れた本は少ない。身近な人が倒れた場合、その後の生活やお金はどうなるのか。リハビリ施設の選び方や障害年金などの申請法など、脳卒中患者や家族に役立つ1冊を紹介する。

 「脳卒中」とは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称で、何らかの原因で脳の血管にトラブルが起きる病気を指す。『身近な人が脳卒中で倒れた後の全生活術』(待島克史著、時事通信社刊)は、外資系コンサルタントの著者の妻が脳梗塞で左まひの後遺症を負った実体験を基に、発症後の生活術を当事者目線でまとめたもの。

 リハビリテーション病院の選び方一つにもポイントがある。

 脳卒中は急性期病院での治療後、発症から2カ月以内にリハビリ病院に転院しなくてはならない。安易に「自宅から近い」などの理由で決めると後悔する。著者は病院によって脳卒中の後遺症患者を得意とする病院や、脊髄損傷など整形外科系の患者が得意な病院など、対象患者に違いがあり、よく見極めることが大事−と指摘する。

 脳卒中は発症後6カ月以内のリハビリの量と方法によって回復度合いが大きく異なる。土日も休まずに訓練を行っているか否かも、リハビリ病院選びのポイントとなる。

 長期入院を見据え、毎日入浴可能かどうか、食事は和食か洋食かなど内容が選択できるか、食事スペースは部屋か共用スペースかなど、入院生活の充実度も事前にチェックしたい。ちなみに、食事は入院患者全員が共用スペースで食べられるほうが、お互いの回復度合いが見えて励みになると著者は説明する。

 長引く治療や入院にはお金もかかる。そこで社会保障や民間の保険以外に、病気やけがなどで働けなくなった場合に支払われる公的年金、「障害年金」を受け取ることは生活の大きな支えになる。

 

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