【男の排尿・前立腺 悩み解決!】最新レーザー手術で「肥大症」改善 中高年の尿トラブル一因、放っておくと尿閉や腎後性腎不全に (1/2ページ)

2017.05.29

前立腺肥大症
前立腺肥大症【拡大】

  • <p>かとう腎・泌尿器科クリニック(神奈川県平塚市)理事長の加藤忍医師</p>

 55歳以上の5人に1人が発症し、推定患者数が400万人にも上る「前立腺肥大症」。中高年の尿トラブルの一因であるこの疾患を改善するにはどうすればいいのか。

 「年だから仕方がない−で済ますのではなく、症状が出た時こそ、きちんと対処するべきです。放っておくと、膀胱内に尿が溜まっているのに排尿できない『尿閉』や、尿の通り道が閉塞し、腎臓の動きが悪くなる『腎後性腎不全』などが起こることもあります」と話すのは、かとう腎・泌尿器科クリニック(神奈川県平塚市)理事長の加藤忍医師。

 尿が出なくなり、腹部がパンパンに張った状態で、救急車で運ばれてくる患者もいるという。こうした状況を回避する策はあるのだろうか。

 「前立腺の中の狭くなった通り道を広げる、前立腺の体積を小さくする、あるいは血流を改善するなど、患者さんそれぞれの状態に合わせた薬を使うことで、尿の通りが良くなるなど、排尿障害に十分な効果が出るケースは多々あります」

 ただ、肥大の程度や症状によっては、手術もひとつの選択肢になる。

 というと、内視鏡を尿道から入れて、電気メスで切除するという従来の方法を想起する人がいるかもしれない。

 この場合、10日ほど入院する必要があり、仕事にも大きな支障をきたすことになるが、ここで紹介するのは、「HoLEP」と「CVP」と呼ばれるレーザーを使用した最新術式の日帰り手術だ。

 

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