ストレスチェック制度 メンタル不調予防の意義養う (1/2ページ)

2016.06.17

山本晴義(著)『Dr.山本流 ストレスチェック完全攻略!』(日本医事新報社、3200円+税)
山本晴義(著)『Dr.山本流 ストレスチェック完全攻略!』(日本医事新報社、3200円+税)【拡大】

 昨年12月に施行された「ストレスチェック制度」。労働者のメンタル不調を早期に見つけ出し、自殺や就労困難を未然に防ぐのが目的だ。しかし、新しい制度の始まりには混乱が付きもの。そこで、小紙でもおなじみのあの医師が立ちあがった。

 2015年12月にスタートしたストレスチェック制度は、従業員50人以上の事業所に義務付けられたもの。生活習慣病やメタボリックシンドロームなど、身体的な病気に続き、ついにメンタル面の健康維持に国が本腰を入れたわけだ。

 しかし、新しい制度のスタート時は、何かと現場の混乱や反発を招くもの。制度開始から半年が過ぎた今も、この制度になじめずに苦労しているスタッフは多いようだ。

 そこで、夕刊フジ月曜連載「山本晴義医師の心の健康相談室」でおなじみ、横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長の山本晴義医師が、メンタルヘルスチェックを無理なく進めるための手引書を上梓した。

 『Dr.山本流 ストレスチェック完全攻略!』(日本医事新報社刊)は、数多い同制度の解説書とは趣が異なる。いわゆる「参考書」というよりは、「読み物」としての色彩を強め、エッセー集を読み進めるうちに自然にストレスチェック制度の意義や仕組み、どうすれば効果的な制度運用が可能か−が身についていく。

 一般的な解説本は、制度を実施する職種(ストレスチェック制度では産業医や事業所の安全衛生担当者)を対象にしているため、専門用語の羅列になりやすいが、本書はそうした心配は無用だ。年間200回を超える講演と、24時間365日対応で行っている無料のメール相談の実績を持つ著者ならではの平易な表現で、誰が読んでも理解できる内容となっている。夕刊フジが読めるなら、本書も確実に読めるし、理解できるはず。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。