心因性頻尿 ストレスを感じたとき、最も重要で原始的な行為に意識向く (1/2ページ)

2016.09.07

イラスト・メソポ田宮文明
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 上司の叱責、部下からの突き上げ、取引先からのクレーム、そして女房の小言…。日常に「我慢」を強いられる場面は数多い。中でも最も切なく、そして緊急度の高い我慢といえば「尿意」だろう。愚痴は漏らせても、おしっこは漏らすわけにいかないのだ、大人は…。

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 大手企業の支社に勤めるJさん(43)の肩書は「営業課長代理」。上司の課長は創業者一族のお坊ちゃま。“お飾り”のような存在なので、実務はすべてJさんが取り仕切る。

 そのため支社長からの指令も、課長を通さず直接Jさんに降りてくる。これをバカにも、いや課長にもわかるように伝えなければならないので、ストレスがかかる。

 課長もおとなしくしていればいいのに、時々やる気を出すことがある。発作的に妙な指示を出して現場を混乱させる。

 そんな時、Jさんは強烈な「尿意」に見舞われるのだ。ひどい時には30分に1度の頻度でトイレに行くのだが、出るのはほんのちょびっと。コスパは小さい。

 「心因性頻尿(ひんにょう)とよばれる症状で、ストレスが原因の代表的な症状です」と語るのは、東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科教授の鈴木啓悦医師。その仕組みを聞いた。

 「精神的なストレスを感じたとき、人間は生きていく上で最も重要で原始的な行為に意識が向きます。それは呼吸、排便、そして排尿。呼吸に意識が向けば過呼吸、排便に向けば下痢、排尿に向けば頻尿になるのです」

 

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