「めまい」と「頭痛」を一緒に治す 予防薬やリハビリで同時に対処 (1/2ページ)

2017.03.10

五島史行(著)『一緒に治せるめまいと頭痛』(金原出版、1500円+税)
五島史行(著)『一緒に治せるめまいと頭痛』(金原出版、1500円+税)【拡大】

 生活の質を大きく低下させる「めまい」や「頭痛」。病院で検査を受けても「異常なし」。薬を飲んでも症状は一向に改善せず、ふらつきや痛みに耐えながら生活している−。もしそんな状況が続いているなら、「片頭痛関連めまい」を疑ってみるべきだ。

 めまいなら、耳鼻咽喉科、頭痛の場合は、脳外科か神経内科を受診するのが一般的だろう。だが、「めまいと頭痛が、同時に起きるケースも少なくない」と、今回紹介する本『一緒に治せるめまいと頭痛』(金原出版)の著者で、国立病院機構東京医療センターの五島史行医師はいう。

 同センターの調査によると、他院では明確な診断がつかなかっためまい患者130人の半数以上が、「片頭痛関連めまい」と呼ばれる疾患だった。

 片頭痛関連めまいとは、片頭痛が原因で起きるめまいのこと。めまい患者全体の10−15%を占め、通勤さえもままならないなど、生活に大きな支障をきたすケースもある疾患だ。

 本書は、めまいと頭痛の基礎知識や、片頭痛関連めまいのさまざまな事例とともに、「めまいと頭痛を一緒に治せる」実践的な治療法を紹介している。

 片頭痛関連めまいについて、さらに詳しく見ていこう。一番の特徴は、「もともと、片頭痛持ちだった人が、回転性や浮動性などのめまいを繰り返すようになる」こと。

 著者が日々の臨床経験で発見した効果的な治療法は、「片頭痛の予防」と「めまいのリハビリ」を同時に行うというもの。

 「痛い時には痛み止め−というのが一般的な治療ですが、じつは、頭痛の治療で最も大切なことは、頭痛が起きないように予防をすることなのです」と著者はいう。

 カルシウム拮抗(きっこう)薬などの片頭痛予防薬は、めまいの治療にも使われる。あくまで予防のための薬なので、即効性はないが、服用を続けていくと、片頭痛とめまいの回数は徐々に減っていくそうだ。

 

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