医療の世界の“科学的非常識” 間違いだらけの「医学常識」 (1/2ページ)

2017.03.24

三石巌(著)『医学常識はウソだらけ 図解版〜分子生物学が明かす「生命の法則」〜』(祥伝社、1400円+税)
三石巌(著)『医学常識はウソだらけ 図解版〜分子生物学が明かす「生命の法則」〜』(祥伝社、1400円+税)【拡大】

 コレステロールは存在悪、食塩をとりすぎると血圧が上がる、砂糖ほど体に悪いものはない−。多くの人が持っている「医学常識」を真っ向から否定し、96歳まで元気で過ごした物理学者の名著が復刻した。

 分子生物学に基づく「分子栄養学」を提唱した物理学者の三石巌氏。重度の糖尿病を負いながら、カロリー制限などは一切行わず、それでも合併症を起こすことなく、95歳で亡くなる2週間前までゲレンデに立ち、スキーを楽しんでいたという。

 そんな三石氏がかつて著した「医学常識はウソだらけ」の図解版が上梓された。

 『医学常識はウソだらけ 図解版〜分子生物学が明かす「生命の法則」』(祥伝社刊)がそれだ。

 還暦の年に「目のかすみ」を訴えて病院を受診したところ、「白内障です。2、3年で見えなくなります」と告げられた著者は、物理学者として栄養学に着目し、ビタミンCを大量摂取することで白内障の進行を食い止めた経験を持つ。

 「医者が目を向けない角度からアプローチして勉強していけば、人体のしくみについて従来とは異なる結論が導き出せる」と考えた著者は、医学の世界で“常識”とされていることを徹底的に検証したところ、数多くの“科学的非常識”を導き出す。

 たとえば「食塩をとると高血圧になる」という医学の常識は、「食塩摂取量の多い地域で高血圧の人が多い」という疫学調査の結果から導き出された統計的な現象であり、これだけを信じることはナンセンスだという。確かに食塩の過剰摂取が血圧を高める理論は間違いではないものの、それで高血圧になる人は高血圧患者の中でも少数派で、それよりもカリウムの摂取不足に目を向けるべき−というのが著者の持論。多少の食塩を摂取したとしても、それに見合った量のカリウムをとっていれば、高血圧になることはない−と著者は断じる。

 
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