愛の形にタブーはない
私の体験したさまざまな愛の形を、エッセー「3P(トリオリズム)」(小学館)につづりました。うれしいことに、売れ行きもよいようです。
私は、女性誌などで、悩み相談などを受けていますが、不倫で悩んでいるとか、夫婦関係がうまくいかないとか、みなさんさまざまな意味で「愛」について悩んでいらっしゃいます。そこで、私が考える愛の形をそのまま記してみよう、と。
愛の形にタブーはない、というのが私の持論。だからこそ、私は多くの男性から素晴らしい体験を与えていただいたとも思っています。
本でも触れているのですが、私はある男性に、「マスカレード」という秘密の仮面舞踏会に連れていっていただいたことがあります。セレブリティだけが参加できる超シークレットなパーティー。参加者は全員ヌードで、仮面をつけるというのがしきたりです。もちろんそこでは私もヌードです。まさにそれはトム・クルーズ主演の映画「アイズ・ワイド・シャット」の世界そのもの。ホールでは、裸でダンスに興じるカップルもいれば、エロティックな行為に浸る紳士淑女も…。私もパートナーを替えてのダンスをしばらく楽しみました。私は全裸、踊っている相手は仮面で、どこのだれかはもちろん、その表情もわかりません。実にエロティックでエキサイティングな、とても貴重な体験でした。
本の中には、ほかにも、恋人複数との愛の体験や、女性から至福の愛撫を受けた体験などもつづっています。
愛の伴わないセックスを、世間では許されないことのように言いますが、相手に対する愛情がなくても、性のテクニックがあれば、深いエクスタシーに達することができます。私は愛情を伴う性的な関係を「メイクラブ」、愛情の伴わないものを「セックス」と区別して呼んでいます。感情が伴ってこそ、よりディープなエクスタシーが得られるものですが、必ずしも、「セックス」を否定はしません。事実、メイクラブよりもセックスのほうが気持ちいいことも数多く経験いたしております。
私の本をどう読まれるかは、読者の方次第ですし、いろいろな感じ方があって、それはそれでよいのではないでしょうか。私は何もそうしなさいとか、それを勧めようとか、そんなつもりはありません。ただ、みなさんが「愛」について考えるきっかけになればいいと思っています。
ある男性は、この本を読んで、「僕は活字でこんなに興奮させられたことはない」とおっしゃってくださいました。私にとっても、とてもうれしい言葉でした。
愛は制約なく自由なもの
私は、日常的に複数の男性とお付き合いしています。今は、いずれも20代前半の外国人で、モデルをしていたりするグッド・ルッキング・ガイばかり。日本の方がどうというのではなくて、欧米の方は、習慣的にはっきり主張するという育ち方をしているので、そういう部分で私とよく合うのです。
そうした複数形の愛というのが私にとっては、ごく自然なことなのですが、お付き合いを始めるときには「恋人」とか、「彼」とかという概念で男性とお付き合いするわけではないのだ、とはっきりご説明申し上げます。
私にとって、制約のない自由なものであってこそ、「愛」は素晴らしいものになると思っています。「この人は恋人」で「この人はセックスフレンド」などと枠を作ることはあまり意味がないことだと思っています。
それを聞いて、困惑する方もいらっしゃいますし、理解に苦しんだ末に、私のもとから去っていく人もいます。それはそれで仕方のないことだと思っています。
私は、生き方というのはすべて選択だと思っています。私が相手に対してどうしなさい、こうしなさいということはありません。最初に、「私はこうです」ということをしっかり言っておきます。その後どうするかは、すべて相手の選択ということになるではないでしょうか。
本当の愛を知るために
セックスの相性はとても重要です。これが合わないと、やはりいろいろな意味でうまくいきません。
男性はとてもデリケートですから、最初は緊張のあまり、エレクトしないことや、途中でダウンしてしまうこともしばしばあります。ですから、「ちょっと違うんじゃないか」と思っても、3度は試してみる必要があると思います。それでも合わないという場合には、やはり、“それなり”のお付き合いになってしまいますね。
また、世の中の男性は、とかくペニスの大きさをあれこれ気にするようですが、これも大きければいいというものではありません。ちょうどよい大きさというのがあります。また、大きい方はそれにあぐらをかいてしまうというか、セックスにはいろいろな過程があるのに、それをおろそかにしてしまう嫌いがあります。
よりよいエクスタシーを得るために、私自身技法を高めるための努力もしています。それはヴァギナのコントロールです。エクササイズは、美しい体を作るためだけでなく、ヴァギナを締めるトレーニングになります。日本ではあまり意識されませんが、欧米ではこれは女性の共通認識ともなっています。これができるようになれば、腰を使わずとも、ヴァギナを収縮させるだけで、男性をイカせることもできます。
こうしたテクニックを知ることは、本当の愛を知るためにも必要なことだと思います。
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