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【10連休 日本の歴史と文化に触れる】妖怪文化を楽しく学べる「湯本豪一記念日本妖怪博物館」 広島県三次市で4月26日開館

 広島県三次(みよし)市で26日、妖怪に特化した博物館「湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)」が開館する。

 民俗学者で妖怪研究家、湯本豪一(こういち)氏から寄贈を受けた約5000点の妖怪資料から厳選した資料をメーンに展示し、日本が誇る妖怪文化を紹介する博物館。描いた妖怪がスクリーンで動き出すといった子供たちが楽しみながら学べる仕掛けも用意されている。

 同市が舞台となった妖怪伝説「稲生物怪録(いのうもののけろく)」の本や絵巻を中心に、歴史背景や物語の魅力を伝えるコーナーもある。この物語は江戸時代に実在した広島藩士の稲生武太夫(1734~1803年)が少年時代に体験したとされるもの。明治以降も講談や小説、戯曲といったさまざまな分野に生かされ、最近では漫画やオペラなどにも取り上げられている。

 併設の交流館は三次地区の観光拠点となる文化観光ガイダンス施設で、お土産ショップやレストランを展開。

 同市では「学校や企業、地域の方々とも連携して、妖怪を通じた芸術・文化活動をサポートし、『まちづくり』の一翼を担っていきたい」としている。他にはない妖怪コレクションをお楽しみあれ。

 開館は9時30分~17時。問い合わせは同館(0824・69・0111)。