夕刊フジ、きょう10000号!
創刊号の1面は慎太郎

創刊号の1面・石原慎太郎氏  夕刊フジは、昭和44年2月25日発行(26日付)で産声をあげました。当時、夕刊フジの定価は10円でした。創刊号の1面をみると、「慎太郎新党躍り出る」の見出しで、石原慎太郎氏の若々しい姿が印象的です。

 創刊号の「編集長から」には「きょう『夕刊フジ』が、ここ東京に誕生しました」という書き出して、こう宣言しています。

 「ごらんのように、ふつうの新聞の半分の大きさ、いわゆるタブロイド判です。いま、あなたは車内ですか。いかがでしょう、持ちやすくはありませんか。隣の人に気がねなく、つぎのページがめくれませんか。(略)一般紙、スポーツ紙とはまったく違った新しい新聞の創造であります」

 「その道がいかに険しくとも、『夕刊フジ』はロンドンのデイリー・ミラー、ニューヨークのデイリー・ニューズに負けない世界のポピュラーペーパー(大衆紙)を目指して前進します」

 当時の意気込みがひしひしと伝わってきます。

 当時、日本ではタブロイド判も物珍しく、さらに夕刊フジの若々しさが、社会に受けました。

 同じ年の7月20日に、アポロ11号の月面着陸を日本初のカラーで報道。昭和62年10月からは、夕刊紙初のカラー紙面と1日3版体制にするなど、挑戦を続ける新聞としても常に話題を提供してきました。

 「オレンジ色のニクイ奴」は情報の正確さはもちろん、常に読者のニーズにこたえ、歯にきぬ着せず、政治、経済、外信から社会的問題、スポーツなどの本質を追求、「時代のときめき」を伝えてきました。

 一般紙の夕刊より締め切り時間が遅く、速報も認められ、おかげさまで読者の数も順調に増え続けています。今後もご愛顧のほど、お願いいたします。

ZAKZAK 2002/03/04