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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】個性派生む“上州の風土” (1/2ページ)

★桐生の巻・下 

 植木通彦アンバサダーと巡る全国24レース場の旅。今回は、植木・不死鳥伝説誕生の地・桐生のご当地レーサーの話だ。

 ■毒島誠選手

 群馬支部は元気がいい。現在の注目株は毒島誠選手(35)。9月に長崎・大村で開催されたSGボートレースメモリアルを昨年に続き連覇。賞金ランク2位で年末のグランプリ有力候補だ。SG優勝歴5回。植木氏はいう。

 「メモリアルで私はテレビ出演のため本場入りしていました。優勝戦ピットを見に行ったら、私のジャケットの襟が立っていたらしく、後にピットで取材していた新聞記者の方にこういわれました。“毒島選手から植木さんのジャケットの襟が立っているとお伝えくださいとのことです”と。緊張の中にも周りに対する視野の広さのあるレーサーと感じました」

 ■江口晃生選手

 重鎮・江口晃生選手(54)は早稲田大学大学院で元巨人の桑田真澄投手と同級生。SG2Vの強豪だ。

 「私が新人の頃、江口選手は最優秀新人選手に表彰されました。私の同期に群馬支部のレーサーがいたことや桐生で大けがをしたことなどから話をする機会があり、先輩との付き合い方などを聞いた記憶があります」

 レースの思い出もある。2005年桐生開催のSGオーシャンカップ優勝戦だった。

 「私は1枠1コースからトップスタートでしたが、3コースカドから江口選手のまくりに完敗です。私も地元のつもりで精いっぱい頑張りましたが、江口選手の気迫が1枚上だったのでしょう」

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