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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】風光明媚…瀬戸内海の児島 水面の特徴は“潮の干満” (1/2ページ)

★岡山・児島の巻(上)

 植木アンバサダーと巡る24場の旅。今回は風光明媚(めいび)な瀬戸内海の観光地・倉敷にある児島だ。10月22日から第66回SGボートレースダービーの晴れ舞台となる。

 「私はSGタイトルの中でボートレースメモリアルだけ唯一獲得できませんでした。チャンスは1994年にありました。ここ児島で開催された第40回メモリアルです。そのときは地元の関忠志選手(引退)が1コースから逃げを決め優勝。私は必死に追い上げましたが、2着でゴールしました。当時岡山県は大変な水不足に見舞われており、開催期間を通して厳しく節水していました。選手宿舎でもお風呂のシャワー圧に制限があったほどです。そんなことをいまでも覚えています」

 植木氏にとって前人未到の偉業・グランドスラムを果たせなかった悔しさがあったのかもしれない。一方でいい思い出も。2006年の開設47周年記念競走で最後となるGI優勝を飾ったからだ。

 「2コースから差しで優勝しました。それまで私はSG10Vも含めて2コースから差して優勝したことがなかったので特に印象に残っています。今はレーサーのテクニックやモーターの性能向上でターン出口の加速が良くなったおかげで、2コース差しの1着が少なくなりました。ところが、ひと昔前は決まり手は1コースからの逃げ、4コースカドからのまくり、2コース差しが主流だったものです。そんなころに私はここで初めて2コースからのGI優勝を決めました」

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