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【当てちゃる券】松山最終日11R 橋本の初笑いが聞こえる

 沖縄まで佐藤慎太郎(福島・78期)のグランプリの祝勝会に行ってきた中井大介(福岡・65期)から慎太郎とのツーショット写真が送られてきた。背格好は同じくらいだが慎太郎の大きな顔は貫禄十分。しかもスーツで決めた御両名の顔は半端なく怖い。那覇の歓楽街をお2人で歩こうものなら元気な沖縄のアンチャンたちも道をあけそうだ。これが小倉の街だと間違いなく福岡県警の職務質問と身体検査は避けられない(すでに大介は何度も経験済み)。

 2人とも若い頃は厳しいアウト競りで鳴らしたマーク屋だった。選手は失格などの事故点が多いと京都府宇治市にある黄檗山(おうばくさん)萬福寺で一週間程度の座禅修行に行かされる。彼らもここの常連組だった。

 修行中は終わるまで練習はできない。食事は当然3食とも精進料理。お経を唱え座禅を組み、掃除をしたり反省文を書いたりでは、帰るころには脚も落ちてしまう。困ったのはすぐ斡旋(あっせん)がきているとき。練習不足でパフォーマンスは落ちているからだ。オレは以前から予想紙や新聞に○○選手は“お寺帰り”だとちゃんと載せて、ファンに対し情報提供をした方がいいと思っているが…。

 松山ナイター最終日。A級決勝(10R)は橋本が駆ければ番手をまわる松岡の連続優勝が濃厚。松岡が番手まくりなら山口の差しも互角で〔7〕⇔〔1〕-〔2〕〔3〕〔8〕。

 S級決勝(11R)は坂井の番手がころがりこんできた地元・橋本。初日のコラムで菊池仁志氏が書いていたダイエットの成果を発揮して、地元初笑いといきたい。〔1〕⇔〔5〕-〔2〕〔4〕〔7〕。

 健康診断で太り気味といわれた。オレもダイエットしなければ。

(元競輪選手)

■内田浩司(うちだ・こうじ)1962年8月26日生まれ。福岡県出身。83年4月に51期生としてデビューし、S級上位で活躍。2015年10月29日に引退。通算435勝、優勝34回(記念Vは92年門司記念など6回)。FI先行・吉岡稔真(としまさ=福岡県65期)元選手の兄弟子で連携は多数。実直な性格と厳しい指導から“鬼軍曹”として恐れられていた。夕刊フジ競輪面にコラム『当てちゃる券』を連載中。競輪祭では特別コラム『小倉競輪祭 なう&リメンバー』を執筆。