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【平尾昌也 ヒラマサの選手1本釣り!!】親子鷹 佐世保ナイター2日目11R、井上昌己の状態は万全

 先週、佐世保は大変な大雨に見舞われました。このような災害で、前検日に参加選手が遅刻しそうな時は、登録に必要な自転車の車名やギア倍数などの情報を電話で伝えています。

 ある選手は慌てて「車名はスカイラインで、ギアは5速です!」と、自家用車の名前。

 遅刻したらレースに参加できない可能性もあるので、選手も相当焦ります。

 レース前までに選手がすることは他にもあり、前検日前までに、同あっせんで同県の先輩に挨拶の電話をしています。

 ある時、携帯に出ないので自宅にかけると電話に奥さまが出て「明日、同じ飛行機なのでよろしくお伝えください」と言うと、「主人は昨日から遠征してますよ」。

 競輪場で会った先輩にマジで怒られました。

 さて、今節から観客を入れての開催となり、念願のファンが見守るなかで佐世保FIナイターが開催されています。

 今回は地元のスター、井上昌己=11R=が参加。

 「地元だけは緊張する」と言う井上は、今回のA級戦に参加する、弟子で俺の長男、(平尾)一晃(5R)と競輪場で“600メートルもがき”を何本もして状態は万全。

 井上を尊敬する佐賀の山田英明=10R=もあっせんされ、初日から2人が連携し、山田が1着で井上が2着。準決勝はそれぞれ別のレースに出走しますが、順調にいけば決勝で山田の後ろを回れる井上はV候補でしょう。

 井上と一緒に練習した一晃は、自宅に帰ってきて、死んだように寝ていました。親としては、練習でも厳しい師匠に出会えて本当に助かっている。その練習の成果を今節で見たいです。(元競輪選手)

■平尾昌也(ひらお・まさや) 1965年3月8日生まれ。長崎県出身。86年8月に58期生として熊本競輪場でデビュー。長くS級戦線で活躍し、14年12月11日に現役を引退した。通算2397戦430勝、優勝35回。弟子に06年オールスター競輪、08年競輪祭、KEIRINグランプリ2008を制した井上昌己(86期)がいる。平尾一晃(111期)は長男。