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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】長崎・大村の巻(中) センス開花させ活躍を赤坂、桑原インパクトで他を圧倒 (2/2ページ)

 ◆桑原悠選手(33) 102期、GI・PGI優勝2回。

 桑原選手は長崎支部注目の若手。養成所でも高い実績を残し、2019年のGI九州地区選手権優勝、翌年も連覇という偉業を達成した。

 「19年の地区選優勝は3コースからのまくりでしたがインパクトありました。それで24場で最もコース幅が狭い戸田で行われたSGボートレースクラシックの出場権を獲得し、そこでも活躍して桑原選手の名前を全国のファンにアピールしました。この活躍は長崎支部のレーサーを活性化させると思います」

 桑原選手の強さを植木氏はこう分析する。

 「コースを問わずに活躍できることです。現在レーサー個々のレベルの向上に伴い1コースが強くなっている現状ですから、コースを苦にしないレースぶりは魅力です。また、GIを連覇できたのは、スタートやターン力はもちろんですが、インパクトあるレースを展開しているからです。GI戦に出場する時点である程度のテクニックはみんなあります。そのテクニックを本番で発揮できるかどうかが重要です。高度化したボートレースは他のスポーツ競技と同様メンタル競技となっています。桑原選手のようにインパクトあるレースを日々継続していることが他のレーサーに自然にプレッシャーを与え、今後のさらなる活躍、そしてファンの皆さんの記憶に残るレースとなるのです。難しいことですが、頑張ってほしいですね」

 ■植木通彦(うえき・みちひこ) 1968年4月26日福岡県生まれ。福岡県立博多青松高校卒。86年11月デビュー。2007年7月の引退までSG優勝10回を含む74回の優勝、公営競技初の年間獲得賞金2億円を達成したボートレース界のレジェンド。昨年5月、初代ボートレースアンバサダーに就任。テレビ『BOAT RACEプレミア』他、ラジオ『くにまるジャパン極(文化放送)』他、ネット放送、イベント、講演会で活躍中。『植木通彦オフィシャルブログ』でも発信。

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